レモングラス、自家栽培してます。

スパイス。

それはカレー作りに欠かせない要素。

しかし、そんなスパイスも大半がパウダー、もしくはカラカラに乾燥したホールでお店に並んでいる。そんな状態しか知らないもんだから、スパイスがもともとどんな姿をしているのか、どういうプロセスを経てここに至っているのか想像するのが難しい。

とりあえずカレーを作るだけなら目の前のあるがままのスパイスを使えば十分だろう。スパイスからカレーを作るだけでも、本来かなり手のこったことだ。でも、さらに一歩進んでスパイスの本当の姿を知ることで、自分にとってのスパイスという存在、そしてカレーを作ることの意味が、もうすこし深いものになるかもしれない。

間違いなくおかしな方向に進もうとしているのだが、気付けば、栽培されているスパイスや収穫時のスパイスの写真や画像を見ていた。なかなか面白い。

なかなか面白いのだが・・・

そんな画像を眺めるうちに、自分も育ててみたい、という欲求が湧いてきた。僕はカレーに限らずDIYが好きなタチなのだ。

そんなわけで、まずレモングラスを育ててみることにした。スパイスではなくハーブの一種だが、南インドスリランカ料理で使われることが多い。そして、園芸初心者には嬉しいことに、育てるのが非常に簡単とのこと。

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鉢植えで育てている小さなレモングラス。成長する姿にここにも命があるんだな、と実感する。大きくなると1メートルにもなるらしい。ほんとかな?

で、買ってきた苗の状態から2ヶ月ほど経過したので、今回はじめて収穫してみた。

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バッサリ。

乾燥のため吊るしているが、そんな姿も愛らしい。

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生をかじってみたら、乾燥したものと比べ物にならないくらいハッキリと風味がある。レモングラスってこんな味なのか。レモンというより生姜に近い。

こういった刺激的な体験がスパイス自家栽培欲を増大させるんだよな〜(笑)

散らかりすぎない程度に充実させていこうか。