【カレー屋さん】パキスタン料理・カシミールに行ってきました。

Twitterで公表しているが、僕は富山県民である。実は先日紹介したこの本を読んではじめて知ったことがある。

富山県、そのなかでも射水市はパキスタン料理の聖地だということだ。まさか、富山がそんな場所だったなんて。

そんなわけで早速パキスタン料理を求め射水市へ向かった。目指すはカシミール。

ナビに促されるまま車を走らせていたが、目的地に近づいても一向にお店らしきものが見えない。ナビのミスか?もしや閉店?と一抹の不安を覚えつつ、さらに車を走らせる。

すると現れたのは小さな看板。それが示す矢印のとおりに進むと、お世辞にも立派とは言えないピンクのコンテナハウスが。これはカレー屋なのか・・・?

目の前のそれが目的地なのか定かではないまま砂利の敷地に車を停め、入り口(らしきところ)へ向かう。

ドアの窓から中を眺めると、テーブルと中東系のウェイターさんが目に入った。そして、そこがパキスタン料理店・カシミールだとやっと確信。ちなみに外見に負けずなかなか風情のある内装である。

なんだろう、この凄まじい海外のレストラン感は。日本に居ながらにして、この雰囲気を味わえるのはある意味贅沢なのかもしれない。そこまで計算しての店構えなのだろうか。だとすれば、僕はすっかり術中にはまってしまったようだ。

店に入りテーブルへ着くとすぐにウェイターが来る。そして、「チキン、マトン、野菜、豆、どれにする?」と尋ねられる。突然の質問に面食らいつつ、マトンを注文。

続いて「辛さは?」

「中辛で」

「チャイとラッシーあります」

「じゃあ、ラッシーで」

ウェイターはそのまま立ち去る。ランチセットなんだろうけど、内容がよく分からない。値段も不明。ここは日本なのだろうか。

そんなことを考えていたら、料理が運ばれて来た。注文してから10秒くらいだよ?

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ビリヤニにチキンティッカ、そしてひよこ豆のサラダ。そして、ラッシー。おお、ちょうどビリヤニが食べたかったので、このセット内容は嬉しい。 

そして、2、3分すると今度はマトンカレーとナンが。

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すごい豪華だね。値段分からないけど!

ナンが丸いのはパキスタン料理の証拠だ。それが2枚。もちもち系でうまい。

カレーの方もマトンがたっぷりで大満足。中辛はそんなに辛くなかったので、辛いもの好きは辛口がいいかな。

途中ウェイターさんがやってきて、「ナンおかわりは?」と聴いてくれた。どうやらおかわりできるらしい。でも、ビリヤニとナン2枚。十分なボリュームである。今回は泣く泣くお断りした。今度は腹を空かせて来よう。

 気になるお値段はジャスト1000円。この内容なら納得の価格だ。

 

店構え、サービス、料理の合わせ技で異国情緒をビンビンに感じることのできるパキスタン料理・カシミール。刺激が欲しい方にぜひオススメしたい。