スパイス保存は見た目も大切。

スパイスの保存方法。

カレーを作るうえでかなり重要なテーマだ。

カレーの味の豊かさは香りで決まると言っていい。そして、その香りはスパイスに由来する。

スパイスの鮮度が落ちれば、それだけ香りも弱まる。つまり、スパイスの保存方法でカレーのクオリティが決まってしまう。

だから、密閉容器に入れ冷暗所で保存がベスト。湿気も良くないので、乾燥剤もあればいいかもしれない。

 

しかし、ほんとうにそれでいいのだろうか?

カレーの味やクオリティに注目すれば、たしかにそうだろう。けれども「カレー作り」というもう少し広い視点に立つと別の方法も見えてくる。

スパイスはそれそのものが鮮やかな色をしていたり、面白い形をしている。何種類ものスパイスを集めることは、香りの多様性を求めていると同時に、フィギュアをコレクションする喜びを満たしてくれるのだろう。

となれば、冷暗所で保存するのではなく、目に見えるところにズラッと並べることにも別の面でメリットがあると言える。列になったスパイスに刺激を受けて、カレー作りに対するモチベーションも高まる。

いくら鮮度を保っても消費しなければ意味がない。逆に、多少鮮度を保てなくても消費が早ければ問題ない。

 

そんなわけで、今回はスパイス保存容器の紹介。

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 ニトリで購入したこのキャニスター。底面にマグネットが貼られており、冷蔵庫に付けられる仕組みになっている。

 

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容器はステンレス製、透明部分はプラだ。

 

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 ふた側には溝がなく、小さな突起が引っかかりとしてあるのみ。

 

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 容器側も溝がすくないため、密閉度はかなり低い。勝手にふたが開くほどではない。でも、パウダースパイスを入れるのは無理かな。

 

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スパイスを詰めてみた。なんだろう、この未来感、SF感は・・・絶滅した植物を保存したカプセルのようだ。

 

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冷蔵庫に貼ってみた。面白い見た目になった。詰め込み過ぎたのか、磁力が不十分でスルスルと落ちていく。なので、適当なマグネットで下から支えてやる必要がある。まぁ、そのへんは工夫次第でどうにでもなるだろう。

 

見た目は結構気に入っている。あとは使い勝手が問題。様子を見つつ使用してみようと思う。