とろけるチーズの破壊力・・・/チキンのカレーチーズソースともやしのマリネ
これまで料理の見た目について色々考え、このブログでも述べてきた。
ここ最近はInstagramの影響もあって、いかに「美味いか」ではなく「美味そうか」という点で勝負する傾向がある。
半熟玉子を乗せてみたり、クレソンを添えてみたり・・・
あれやこれやで目を惹く一品に仕上げようと必死である。
こういう流行に対して、疑問の声をあげている方もたまに見かける。
しかし、よくよく考えれば、料理において見た目にこだわるのは今に始まったわけではない。
何百年、いや何千年と前から、料理は味だけでなく見た目でも判断されていたに違いない。
カレー発祥の地インドでは、料理は五感で食べるもの、体全体で食べるものとよく言われるらしい。
味、見た目、音、香り、舌触り、すべてが料理との接点であり、食事の喜びの入り口になり得る。
そう考えると、見た目を追求することは間違っていないし、それで美味さを引き立たせられるなら、ぜひやるべきである。
なんでこんなに見た目について熱く語っているのか。
今日、とろけるチーズを料理に使ったら、その見た目の美味さ(美味そうさ?)にテンションが非常に高まったからである。
とろけるチーズ最強。
今日の一皿
というわけで、今日はチキンのカレーチーズソースともやしのマリネ。
鶏もも肉とともにニンニク、玉ねぎ、じゃがいもを炒め、さらにフレーク状にした市販のカレールーを投入。ルーが溶けるように少量の水を加え、じゃがいもに火が通るまで炒める。
十分火が通ったら、皿に移し替え、ピザ用チーズをまぶす。
オーブンでチーズがいい具合にとろけるまで焼けば完成。
もやしのマリネの方は、かなりシンプル。
もやしをしんなりするまで茹でたあと、オリーブオイル、カレー粉、醤油、お酢を和えるだけ。
非常に簡単。でも、お酢の酸味が食事のアクセントになるのでオススメの一品。
チーズはこれからヘビーユースしていきたいな。