【キタカレー】提供の速さがすごい!新千歳空港で食べたオーソドックスなスープカレー【カレー屋さん】
北海道スープカレーの旅、第3弾は新千歳空港のスープカレー専門店「キタカレー」さん。
少しレトロな雰囲気を漂わせた飾りっ気のない看板が目印。
スープカレー専門店と銘打ってあるものの、それ以外のメニューも豊富。写真では分かりにくいが、皿の大きさが衝撃的なほどデカイ。さすが北海道。
いかにも「カレー屋さんです!」なカラーリングのおてもとには「カレーハウス」との記載が。メニューからしてカレーハウスの方が正解かもね。
注文したのはもちろんスープカレー、税込み1490円。スープカレーとしては平均的な価格設定。
他の方のレビューでも書かれているが、注文から提供までが速い。時間帯にもよるかもしれないが、約2分程度で提供されたという書き込みもあった(笑)
空港という場において提供が速いのは強力な武器だろうな。お急ぎの方はには是非オススメしたい。
では、カレーの方を見ていこう。
骨つきチキンをメインに、ナス、ニンジン、ピーマン、ジャガイモ、キノコ、ブロッコリー、そして、細切り唐辛子。
ほどよくスパイシーなスープはあっさりめ。確かにカレーなのだが、野菜の旨味がよく感じられるヘルシーさがある。
野菜も素揚げの割合が少なく、茹で野菜が多い。油っこさがないので、女性でも食べやすいのではないだろうか?
チキンはかなりのボリュームで食べ応えがある。じっくりと煮込まれていて、ホロホロ状態。
総括を一言でいうならば、スープカレーの原点、といったところだろうか。
キタカレーが元祖がどうかはわからないが、きっとスープカレーの始まりはこんなカレーだったんだろうな、と想像させてくれる。
スープカレーといえば、何種類もの彩りの良い野菜を使って見た目のインパクトを強調したものが多い。目も舌も楽しませてくれる一皿はすばらしいことに違いない。
しかし、そんな一口ごとに味の変わる複雑なカレーを食べていると、頭がだんだんと混乱してきて、食後には「?」が脳内を占領していることがある。第一印象こそいいものの、そのあとがパッとしない。
その点、キタカレーのスープカレーは、オーソドックスでわかりやすいと言える。まずは、これを食べて「スープカレーの基本」をインプットしておくと、他のスープカレーを「?」に支配されずに食べることができるかもしれない。
そういった意味でも、キタカレーのスープカレーはオススメだ。
ちなみにカレーと一緒についてきたスープ用(?)のスプーンは、使い方がイマイチわからなかった…どうしても食べづらい。どうやって使うのだろう?(笑)