今日の晩ごはんは印度カリー子さんのバターチキンカリー。レシピは偉大である。
ここ最近、真面目にレシピを見ながらカレーを作ることに挑戦している。
というのも、アドリブで作るオリジナルカレーの味がイマイチだと感じるようになったからだ。
アドリブとはいえ作り方の大枠は変えていない。味がそのままなのに感じ方が変わったとなると、舌が肥えたと考えるのが妥当である。そういうことにしておこう、ポジティブにね。
とにかくオリジナルの味がイマイチに感じるので、修行というか、トレーというか、カレー作りの腕を鍛えるため、レシピと睨めっこしているわけである。
レシピ通りに作るとうまい。さすが料理のプロが考えただけあって、手順に従えばうまいものが出来上がる。
レシピを読むと、この食材はこういう狙いで使います、といったようなコメントが書かれていたりする。これが非常に勉強になる。
今までは、ナスが好きだから入れる、みたいな作り方だった気がする。食材を選ぶことで最終的な味が決まる作り方だ。
一方で、ある食材を使うにあたって狙いがあるというのは、完成形のイメージがあってこそ成り立つ。味が先に決まり、それを実現する食材が選ばれることになる。順序が逆である。
仕事でも何でもゴールが明確であればあるほど、最初に準備しておくものやプロセスがはっきりしてくるものだ。
レシピを見て作ることは、プロがイメージしたゴールに向かって、レシピに導かれているということだろう。だから、美味しくできるんじゃないか?
となれば、オリジナルカレーを作る場合でも、明確なゴールのイメージを持つことが重要となる。そのイメージは、いろんなカレー屋さんを巡り得た経験値で形作られるのだろう。
ゴールが決まれば、そこから逆算が始まる。その先に必要な食材やスパイスが現れるに違いない。このときの逆算の腕前は、自分で何回もカレーを作ることで磨いていくしかないと思う。
カレー道は茨の道ですなぁ・・・でもそこが面白い!
今日の一皿
今日は印度カリー子さんのスパイスセットでバターチキンカレー。スターアニス入り。
前回よりも美味く作れたかな?
毎日写真をあげていると、どうもお皿のレパートリーの少なさが気になってくる。レシピ本を眺めていても、ついつい皿に目がいき「こんなの欲しいなぁ」と考えてしまう。
インドカレーっぽい銀色食器も欲しいんだよなぁ。