【豚肉と大豆のカレー】豆と豆の共演で植物性たんぱく質がてんこ盛り【カレー作り】
日本人は昔から豆が大好きだったに違いない。
大豆や枝豆のように原形が残った姿で食べることもあれば、あんこや豆腐のように様々な加工をして食すこともある。
さらには、醤油や味噌、納豆に代表されるように、発酵させることもしばしば。「腐るほどある」という表現がピッタリなほど、豆は身近で豊富な食べ物だったに違いない。
ところが、現代の、それも男の一人暮らしの自炊において、豆が登場することは少ないと思われる。
僕自身、ほとんど使ったことがない。正直な話、通っているスーパーのどこに売っているのかもハッキリと分からない。
そんな存在の豆だが、日本人の長寿の秘訣のひとつとされるほど優秀な食材らしい。約3割が植物性たんぱく質だったり、様々な栄養素が含まれていたり、低脂肪だったり…とキリがないほどのいい特徴がある。
せっかく豆を食べる文化のなかで生きているわけだから、食べずにいるのはもったいない。
カレーに限らず、豆はどんどん摂取していきたいな。
今日のひと皿
今日は豚肉と大豆のカレー。
豆を使ったカレーは好きなのだが、食材として豆を買う習慣があまりないので、これまで作るチャンスがあまり無かった。
ところが現在レシピ本を網羅中ということもあり、そろそろ掲載されている豆カレーに手を出してみることにした。
今回は袋入りの茹で大豆を使ったのだが、あっという間に完成した。こんなにお手軽なら、もっと前から作っていればよかった…と少々後悔するほど。
そして、嬉しいことにかなり美味。スパイスの辛さと大豆のやさしい甘みがマッチ。砂糖で調味した甘辛さとはひと味違った感じがする。これはいい。
豚肉の脂っぽさが出ないように、最初に加えるサラダ油は控えめで調理したのだが、意図通りにいってくれたと思う。
今回のライスは雑穀米にしたのだが、こちらにも豆が入っている。カレーもライスもマメ、マメ。豆と豆の共演で、植物性タンパク質がてんこ盛り。
豆は乾燥させたものや缶詰のものならかなり長期保存できるので、ストックできる食材としても重宝しそうだ。
これからは積極的に豆を使っていこう。