カレーの隠し味ではなく、カレーを隠し味に。

カレーの隠し味とされる具材、食材は様々である。りんごとハチミツ、チョコレート、コーヒー・・・

隠し味は、スパイスにはあまりない甘みだったり苦味だったりをプラスするものが多い傾向がある(気がする)。

いろいろな味覚を刺激することで、味が複雑で豊かに感じられ、それが美味さにつながるのだろうか。

甘みや苦味が加わり、味が複雑になる場合、問題になるのはそれらのバランスである。甘すぎても、苦すぎても、台無しになってしまう。

そんなカレーの隠し味について考えていて、ふと思いついた。カレーの隠し味、ではなくカレー”を”隠し味にできなかいか、と。

しかし、よく考えれば、カレー風味の料理全般がそれにあたるわけで、今さら斬新なものではないな、とすぐに気づく・・・

しかも、カレーは主張の強い料理。隠し味にするには向かないかもね。

いろいろなカレーを作ってみたいが、カレーでいろいろ作ってみたいとも思う日々だ。

 

今日の一皿

今日は豚こまとジャガイモ、カボチャのカレー風煮物。

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ほぼほぼ和食な味だが、カレー粉とクミンでほんのりカレー風味に仕上げてみた。

なんだか不思議な面白い味になったな。いろんな料理をカレー風味にしてみたい欲望に駆られる・・・(笑)