カレーも奥が深いが「米の炊き方」も深い/チキンビリヤニ

カレー作りは底が見えないほど奥が深い。

それと同じく、米の炊き方も奥が深い。

「米を炊く」というシンプルな調理で出来上がる「白ごはん」というシンプルな食べ物。

シンプルであるだけに誤魔化しが効かない。

我が家は圧力鍋で米を炊いている。

これが簡単なようで難しい。

ある程度慣れれば、自分が思う理想の白いごはんを作ることができるが、そこに至るまで試行錯誤が必要だ。

火加減の調整や圧力をかける時間、蒸らしの時間。

いろいろとやってみて、ベストを探る。

これだ!という方法が見つかったときはめちゃくちゃ嬉しい。

そして、その努力のオマケとして、炊き具合をある程度コントロールできる技術も身につく。

固めに炊いたり、柔めに炊いたりできるようになる。

問題は、米の種類が変わったときである。

最近、お米を試しに無洗米に変えてみた。

時短になればいいな、という思いと、普通の米と味がどれくらい違うのだろうか、という興味があったのだ。

以前も無洗米を使っていたことがあるが、その頃はあまり食にこだわりがなく、違いを気にしていなかった。

なので、気持ちを新たに無洗米に挑戦してみた。

そして、気づいたのは、味よりも炊き方の違いの方が大きいということ。

正直な話、味の違いは分からなかった。

しかし、炊く前に水に浸しておく時間や圧の掛け方は全く違った。

また、試行錯誤を始めなければならない。

まぁ、それも面白いのだけど(笑)

さらに、最近はビリヤニが食べたい欲が高まっているので、バスマティライスも作ることが増えている。

コイツも結構厄介なやつで、日本の米の炊き方が通用しない。

正解のイメージもまだ曖昧なところもあり、理想に近づけるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

もっとカレー屋さんを巡って、美味いビリヤニを探し、理想の炊き具合を見つけなければ。

うーむ、米は奥が深い…

 

今日のひと皿

今日はチキンビリヤニ

と言いたいところだけど、ちょっと失敗かな。

f:id:spicecurry:20180326065028j:image

「カレーのすべて」というカレー作りをする人にとってのバイブルのようなレシピ本がある。

そこに書かれたビリヤニの作り方を参考に作ってみたが、少々難易度が高かったようだ。

かなり本格的なレシピ(レストランで提供できるレベル)なので、持っていない道具や材料がいくつかあった。

それを上手く代用しつつ…と思ったが、そう甘くはなかったみたいだ。

しかし、コツというか、反省点は見つかったので、もう少し美味しく仕上げることはできそう。

もっとスパイス多めで良さそうだし、米もまずは固めに炊いて大丈夫。

ほかのビリヤニレシピを参考に研究もして、またチャレンジしよう!