【関西のスパイスカレーのつくりかた】掲載店のサイト・SNS・場所まとめ

「関西のスパイスカレーのつくりかた」という本が出版された。

関西のスパイスカレーのつくりかた

関西のスパイスカレーのつくりかた

  • 作者: (株)ケイ・オプティコム,eoグルメ編集部,LLCインセクツ
  • 出版社/メーカー: 合同会社 インセクツ
  • 発売日: 2018/12/13
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

関西というか、ほぼ大阪市の人気スパイスカレー店の店主が考案したレシピを集めた本だ。

レシピの数はカレーが32、副菜が9の計41品。

各レシピには美味しそうに盛り付けられたカレーの写真がデカデカと掲載されているので、盛り付けの参考にできる。

レシピの他にも、「スパイスカレーカルチャー」を特集していて、関西のスパイスカレーを様々な角度から知ることができる。

小さな本なのだが、情報がぎっしり詰まったお得な本だと思う。

スパイスカレー好きにとって本当に価値のある一冊だと思うのだが、問題が一つだけある。

通常、レシピ本というのは「これ美味しそう!作って見ようかな!」と読者に思わせることを狙いっているはずだ。

しかし、この本は読めば読むほど「これ美味しそう!お店行ってみよう!」と思わされるのだ。

レシピは本書のために書き下ろされたもので、お店に行っても食べられないわけだが、「こんな美味そうなカレーを作るお店なら、別レシピのカレーもうまいに違いない!」と脳みそが自動で判断してしまう…

そんな洗脳状態のまま、年末年始に帰省のため大阪へ。もちろん、移動中はどのカレー店へ行くか悩みっぱなし。

当然ながら年末年始はお休みのお店も多く、結果としては3件(売り切れで泣く泣くスルーしたお店も合わせると5件)訪問するに留まった。

不完全燃焼である。

敗因はリアルタイムの情報不足土地勘のなさだと思われる。

リアルタイムの情報

スパイスカレー店は不定休のお店が多い。「ランチのみ」「ディナーのみ」の日もある。年末年始に限らず、イレギュラーな休みが多いのだ。

また、一日に提供できるカレーの数も限られている。人気カレー店ではラストオーダー前に売り切れてしまうことも日常茶飯事だ。

営業日時や売り切れに関する情報は、SNSを駆使するのがベストだと思われる。「カレー売り切れました!ありがとうございました!」とカレー屋店主がツイッターでつぶやくのをよく見かける。前もってそういった情報を仕入れておけば、店先の「sold out」の看板にがっかりすることもない。

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SOLD OUT...

土地勘

土地勘があれば、駅から徒歩圏内に3店のカレー店があるから、どれか一つは食べられそう、みたいな判断ができる。カレーが食べられたらどこでもいいのか、と突っ込まれそうだが、どれも食べたいのだ。

この問題を解決してくれそうなのが、googleマップのマイマップだ。

カレー店のある場所にピンを刺し保存しておけば、カレー店密集地がわかりやすいし、次に向かうべきカレー店を正確に判断できるだろう。

 

長々と前置きが続いたが、今回は「関西のスパイスカレーの作り方」に掲載されているカレー店のHPおよびSNSのリンクと、googleマップで作成したカレーマップを紹介したい。

関西へカレーを食べに行かれる方は、ここから情報収集すると効率がいいかもしれない。

 

カレー店のHPとSNS

カレー店のHPとSNSのまとめ。本の「CURRY SHOP LIST」の順で紹介した。

1.アアベルカレー

facebook

twitter

2.ガネーシュN

HP

 twitter

3.カレーちゃん家

HP

 twitter

4.Curry家 Ghar

HP

 twitter

5.旧ヤム邸 中之島洋館

HP

twitter

6.Columbia8 北浜本店

HP

twitter

7.スパイスカリー大陸

HP

instagram 

twitter

8.スパイスカリー て

HP

twitter

instagram 

9.スパイスカレーまるせ

HP

twitter

instagram 

10.スパイスカレー43

twitter

facebook

11.バビルの塔

HP

twitter

instagram 

12.きたかぜとたいよう

HP

twitter

facebook

instagram 

13.カレーと立ち呑み ベジン

HP

twitter

14.すりらんかごはん ハルカリ

twitter

15.創作カレーツキノワ

twitter

instagram 

16.SOMA(そーま)

HP

twitter

17.ダルバート食堂

HP

twitter

facebook

18.定食堂 金剛石

twitter

19.虹の仏

twitter

20.二タカリバンチャ(Nithakali Bhanchha)

HP

twitter

facebook

21.NOMSON CURRY

twitter

22.ハマカレー

twitter

23.はらいそ Sparkle

twitter

facebook

24.バガワーンカレー

twitter

instagram 

25.バンブルビー

HP

26.ボタ

HP

HP(ブログ)

twitter

facebook

27.ボタニカリー BOTANI:CURRY

HP

twitter

ファンサイト

28.ポンガラカレー

HP

29.梵平

twitter

30.mr.samosa

twitter

instagram 

31.ヤタラスパイス

twitter

facebook

32.ヤドカリ食堂

twitter

facebook

33.ライス&カリー ラーマ

facebook

34.ヒンホイ

twitter(HP、SNSアカウントがなかったためハッシュタグ)

35.六甲山系ピカソ

twitter

facebook

36.ワンダカレー

twitter

37.森林食堂

HP

twitter

facebook

マップ

上記のカレー店の場所をまとめたマップ。


まとめ

以上、「関西のスパイスカレーのつくりかた」に掲載されているお店のHPとSNS、そしてマップをまとめみた。

僕自身が一番活用するような気がする…(笑)

 

関西のスパイスカレーのつくりかた

関西のスパイスカレーのつくりかた

  • 作者: (株)ケイ・オプティコム,eoグルメ編集部,LLCインセクツ
  • 出版社/メーカー: 合同会社 インセクツ
  • 発売日: 2018/12/13
  • メディア: 単行本
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インドで買ったスパイスで極力レシピ通りに「チキン65」を作ってみた

どうもお久しぶりです、カレー人です。

実は先月、南インドケララ州にあるコチという場所に行ってました。

旅の詳細な話は別の機会にして、今回はインドで手に入れたスパイスを使って料理をしたので、その一部始終をご紹介。

手に入れたスパイスのひとつがこちら。

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パッケージに書かれている通り「チキン65」という料理に用いるスパイスだ。

日本ではあまり馴染みのないチキン65だが、インド料理のレシピ本ではよく見かけるし、現地ではこうしてスパイスも売っているほどポピュラーなものだ。

「何が65?」と疑問に思う方もおられるだろうが、65種のスパイスを使った料理だとか、あるレストランで65年にメニューに乗った料理だとか、諸説あってハッキリしない。

まぁ、そんな細かいことは無視していい。問題は、このスパイスでうまい料理が作れるのかどうかだ。

 

というわけで、早速、ホッチキスで強引に留められたレシピを読んでみることにした。

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クセが強すぎて読みづれぇ・・・

ひとまず、アルファベットを解読。

こんな感じだろう。

Usage of 1kg chicken making chicken curry

Chicken, meat, beaf, mutton, all same way.

Put into the oil + onion + tomato +curry leaf + garlic + ginger brown color shading + 4tsp chicken masala + some water or milk 3 minute after + cleaned chicken.

15 minute heavy boiling.

Chicken65

 今回はこのレシピを参考に作っていきたいと思う。

加える順番は、レシピに並んでいる順番と解釈して進めてみる。まずは油と玉ねぎ。

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切り方がわからないが、個人的にはみじん切りよりもスライスが好きなので、玉ねぎひと玉を薄くスライスしてみる。

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トマトは用意していなかったでの、コストコのトマト缶で代用。これを半分ほど使うことにする。

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分量不明なので大1ほどの油に玉ねぎを投入。レシピには”brown color shading”とあったものの、書かれている箇所がにんにく・生姜投入後なので、ここではあまり炒めすぎないようにした。

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トマトを投入。潰すようにしながらしっかりと炒め、水分を飛ばす。

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カレーリーフが生がなかったので、仕方なくドライを使用。南インドでは、生のカレーリーフが惜しげも無くどの料理にも大量に入っていたのが驚きだったなぁ。

ドライは入れなくれもいいんじゃない?ってくらい香りが弱いが、見た目のことも考えて、入れることにした。

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にんにくと生姜はチューブで済ませた。ほんとは塊をみじん切りした方がいいと思うんだけど・・・

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いい感じに炒まってきた。

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そして、やっとスパイス様のご登場。すごいフェンネルのような香りがするが、一体なんのスパイスがミックスされているのだろうか?少し舐めてみたが、そこそこの辛さ。いい仕事をしてくれることを願いつつ投入。

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炒め続けて、かなり水分が飛び、塊になってきた。

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そこへ牛乳を投入。分量が”some”というアバウトな指定だったので、適当に加えた。

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さて、ここからが悩んだポイントになる。

レシピには"cleaned chicken"を加えて"15 minute heavy boiling."とある。というか、それでレシピが終わっている。

鶏肉を洗うのはいいが、そのまま加えて煮込んで終わりというのは、僕が知っているチキン65の調理方法と大きく異なる。

唐揚げにスパイスを絡めるのが基本だろう。

ということで、レシピ通りと言いつつも、ここで軌道修正。唐揚げを作ることに

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小麦粉とカタクリ粉をまぶし、揚げる準備が整った。

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シンプルな唐揚げの完成。

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さっき作ったスパイスソースに絡めて、煮込みつつ水気を飛ばしていく。

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そして、完成!!!

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うまいっす・・・

辛味はほどよく抑えられており、他のスパイスの香りがハッキリと感じられる、いいバランスのスパイシーさだ。

白いご飯にも合うし、お酒と一緒に楽しむのもありだろう。

 

レシピに書いてあったので、後日、牛肉でも試してみた。でも、鶏の方がうまいかも。牛肉は別の料理に使った方が本領が発揮されるかもね。

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鶏レバーでも試してみた。これは最高。びっくりするくらいうまかった(笑)

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というわけで、インドで買ってきたスパイスを使って、極力レシピ通りに調理してみた一部始終でした。

似たようなパッケージのスパイスをまだあと何種類が買っているので、このシリーズ、もう少し続きます。気になる方は、チェックよろしく〜

【ひみつカレー】テイクアウト【カレー屋さん】

今回は富山県氷見市にある「ひみつカレー」さんへ。

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看板に「TAKE OUT ONLY」とあるようにテイクアウト専門のお店。

基本的に平日しか営業していないようで、市外県外の人間にとって、なかなか食べるチャンスがないのが残念。今回はたまたま平日休みだったので、ここぞとばかりに車で1時間かけて行ってみた。

 

注文したのは人気の「まかないカレー」と「ピタパン」。それぞれ600円と180円。

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まかないカレーとは、メニューにあるカレーを「全部のっけ」した贅沢な一皿のこと。

今回は、

がのっている。

ライスもこだわりがあって、胚芽米と玄米のハーフアンドハーフになっている。

これだけ手の込んだカレーが600円で食べられるのは驚き。

個人的にはカルダモンの効いたスパイシーキーマが一番好みだった。ココナッツ風味のクリーミーカレーも好きな味。

 

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 もっちもちのピタパンは、カレーをつけて食べるとグッドでした。

 

またチャンスがあれば行ってみよう。

 

関連ランキング:インドカレー | 氷見駅

 

【ターバンカレー】本場の金沢カレーの味を、ステン食器と先割れスプーンで【レトルトカレー】

先日、金沢へ行った際、 ご当地ゆるキャラの「ひゃくまんさん」がプリントされたターバンカレーのレトルトをゲットした。

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さらに、金沢カレーを食べるときに必須アイテムとなる「ステンレス皿」と「先割れスプーン」もついに手に入れた。これでお家金沢カレーが捗るぜ。

 

ターバンカレーとは、老舗金沢カレー屋さんの一つ。詳しいことは以下に書かれているので、金沢カレーファンの方はご一読を。

chancurry.com

 さっそく新兵器ステンレス皿に盛り付けてみた。

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本来ならキャベセンを添えるべきなのだが、ちょっと変化球でニンジンと紫タマネギの入ったミックスサラダを盛る。普通のお皿に盛り付けるよりも、グッとお店感というか、本格的な感じが出るね。いいアイテムだ。

写真には写っていないが、僕はマヨネーズをかける派。キャベツのドレッシングとしても必要だけど、カレーと混ぜ合わせつつ、味を変化させて楽しむためにも、マヨネーズはあった方がいいと思う。

カレーは、これぞ金沢カレーといったテイスト。ゴーゴーカレーと比べると塩気が抑えてある分、酸味が前に出ている、と思われる。金沢や北陸のカレーやさんではこの傾向が強い気がする。

 

ちなみにパッケージ右下に「地産地消」と書かれているが、製造業者は佐賀県唐津市の「宮崎醤油株式会社」。

能登豚使用ということだから、食材産地は金沢か、石川、あるいは北陸産なのだろう。

しかしながら、一度唐津まで食材を輸送し、加工後、また金沢まで送り返すのだから、そのコストはバカにできない。つまり、よほど宮崎醤油さんに思い入れがあるとみえる。

 

miyajima-soy.shop-pro.jp

 

創業明治15年の老舗中の老舗だが、一口スティックカレーなどなかなかファンキーな商品も多い。サイトを見れば見るほど気になってくる…

 

食器セットも手に入れたことだし、金沢カレーを家でもっと食べたいな。是非とも手作りしてみたい。

【かれー屋伊東】日本のダルバート!?やさたま幕の内カレー食べてきた【カレー屋さん】

「やさたま」という言葉がある。

富山に来るまで一度も聞いたことのなかった「やさたま」。みなさんはご存知だろうか。

これは富山の言葉なのか、北陸一帯なのか、はたまた全国的な言葉なのだが僕だけが偶然これまでの人生で一度も出会わなかっただけの言葉なのか…わからない。

しかし、これを知ってからというもの、定期的に無償にこの「やさたま」が欲しくなる。

そろそろ正体を明かそう。

「やさたま」とは「野菜たまご」の略称のことで、カレー屋のメニューに使われる。野菜たまごカレー、といった具合だ。

「やさたま」だったり「野菜たまご」だったりとカレー屋さんによって表記に揺らぎがあるが、料理そのものにも揺らぎがある。

基本的には、刻んだ野菜を炒め、卵で包むという、いわゆる「野菜の卵とじ」。もっともシンプルなのは、スライスした玉ねぎとたまごの組み合わせ。少し豪華になると、人参とマッシュルームが入っていたりする。マッシュルームが野菜なのかはここではスルー(笑)

あまり気にしていなかったので、間違っているかもしれないが、塩胡椒などの調味料は入っていないと思う。カレーと一緒に味わうものなので、必要ないからね。

 

やさたまカレーを出しているお店は色々あるけれど、その中でも人気なのが、今回訪れた「かれー屋伊東」だ。

伊東には、やさたまをさらに上回る特徴的なメニューがある。

それが「幕の内カレー」。

マクノウチというフレーズを聞くと、どうしてもベントウという言葉を連想しがちだが、そうではない。かれー屋伊東では、カレーが続くのが常なのだ。

幕の内カレーといっても、幕の内弁当のおかずをそっくりそのままカレーに載せたのではない。

豚カツ、ウインナーというよくあるトッピングに加え、フライドポテトとインゲンのフライのあまり見かけないのが載り、さらに「あまいタマゴ焼き」と「梅干し」の初見だと少し不安になるやつらが添えられる。梅干しは幕の内のシンボル的存在で、堂々とセンターに鎮座する姿は圧巻だ。

 

富山に来るまで出会わなかった不思議なメニュー「やさたま」と「幕の内」。この2つを合わせたのがかれー屋伊東のフラッグシップメニューとも言える「野菜たまご幕の内カレー」だ。

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日本のダルバートと呼びたくなるこのカレー、一口ごとに味が変わるので最後まで飽きがこない。なので、トッピングのボリュームを全く気にすることなく完食してしまう…(笑)

値段は880円。満足感を考えると安い。

ルーは、金沢カレーまではいかないけれど、トロミと塩気の強いビーフカレー

このルーに各トッピングが口の中で混ざり合い、「やっぱり豚カツとカレーは王道やね」とか、「カレーと甘い卵焼き、意外と合うな」「梅干しの酸味はカレーに負けない」とか、面白い発見がたくさん出てくる。

 

富山にお越しの際はぜひ寄ってみてください!

ちなみに、日曜日が定休日なのが残念なところだ…

 

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【チョリチョリ】富山では珍しい「南インドのカレー」が食べられるお店【カレー屋さん】

北海道シリーズが続いていたが、ここいらで我が住処、富山のカレー屋さんを紹介しよう。

 

今回訪れたのは、富山では珍しい南インド系のカレーを食べられるお店「チョリチョリ」。

 

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富山のカレー屋さんは居抜きの店舗が多いイメージだけど、チョリチョリは外装・内装ともにアジアンテイストでポップなつくりになっている。建物からしてこだわりの強さが感じられる。清潔感もあって、カレーを食べるまえから好印象。

 

注文したのは、ランチメニューの「マドラス ランチ」950円。

 

注文後、間も無くしてドーンと「ドーサ」の載った皿が到着!

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写真に収まりきらない大きさ(笑)

 

チキンカリー、サンバルカリー、ボリアル(野菜炒め)、サラダ、ライス、ドーサ、パパドの6品にワンドリンクで千円でお釣りがくる。素晴らしい。

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ボリアルはインゲンをメインにしたココナッツ風味のスパイシーな野菜炒め。これが美味い。

南インド系のカレーなので、チキンカリーにもココナッツやカリーリーフが使われており、僕の好みにマッチ!富山でこれが食べられるのは幸せだなぁ。

 

実は、ドーサを食べるのは初めて。甘いのかな、と思って食べてみると、甘さよりもほどよい酸味。チーズをカリカリに焼いたやつに近いのかな?

酸味のドーサに対して、パパドは塩気。このコントラストが、食事を楽しくしてくれる。

 

この他にも、インド風スパゲティやカレードリア、ティッカ炒飯など、気になるメニューがあった。ぜひ、もう一度行って、食べてみたいな。

 

夜はボリウッドダンスショーもやってるみたいなので、それも観たいな〜(笑)

 

 

【らっきょ チキンスープカレー】デカいパッケージに詰まっていたのは、デッッカい具材たちでした【レトルトカレー】

北海道スープカレーの旅【番外編】はまだまだ続く。

第2弾は「らっきょ」さんのレトルト「チキンスープカレー」をご紹介。

今回の旅の途中でお店の近くまで行ったのだが、残念ながら胃がパンク寸前だったこともあり、訪問を断念してしまったスープカレー屋さんの「らっきょ」。
関東方面にも店を構える人気店で、独特の世界観に興味をそそられる。

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いかにも札幌土産といったように観光名所が並べられたパッケージ。

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裏面には店舗情報と、食べ方の説明書き。

メーカーじゃない、カレー店のレトルトって所々ジョークが入ってるよね。

これに対して暖かく微笑むことができるのか、冷たい真顔で終わるのか。

ここでもカレー愛が試されていると思う。

ちなみに個人的に気になったのは、右上「チキンスープカレー」のカとレの間の空白。なんだろう、この違和感。

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今回、このレトルトを手に取った理由がこちら。

とにかく大きいのだ。

一般的なレトルトカレーの箱が無かったので、とりあえずSBの瓶を並べて見た。

これだけ大きいと何が入っているんだろうと期待も大きくなる。

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入っていたのは、2つのレトルトパッケージ。

それぞれしっかりと温めて、いただくことにする。

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大きい方はスープと具材。

期待を超えるボリューム感!

チキンレッグがまるまる一本入っていることは記載されていたが、ジャガイモと茹で卵も丸々入っているとは。

ニンジンもゴロッと大きめのものが入っている。

この時点でそこそこスパイシーで、これだけでも十分食べられる。

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小さい袋の方はペースト状のスパイス。

入れてみるとさらににスパイシーな香りが広がり食欲をそそられる。

 

ボリュームに驚かされたが、口にしてさらにビックリ。

なんだこの柔らかさは!?

ジャガイモは中までちょうどいい具合に茹でられ、ニンジンは崩壊ギリギリのトロトロ状態。

極めつけはチキンレッグ。肉がホロホロなのは当然として、軟骨がほぼゼリー状になっている。それだけでなく、骨までサクサクと食べられるのだ…

さすがに骨全体を食べることはできなかったが、1本のチキンレッグを無駄なく味わえた気分になれた。

 

全体的に彩りがすこし悪いので、野菜をトッピングすると完成度が高まるだろう。

辛さは結構控えめで、辛いものが苦手な方でも十分食べられるはず。

いやぁ、これは買って正解だったね。

いつか店舗の方にも行ってみようと思う。

【グリーンカレー鍋・スープの素】業務スーパーのグリーンカレーペーストは美味いのか?【カレー作り】

留学生や出稼ぎの方々がよく使うからか、業務スーパーには異国情緒あふれるエスニックな食材や調味料の品揃えが豊富。

カレーも漏れることなく、様々なレトルトカレー、ルウやペーストが販売されている。

そんなわけで僕も業務スーパーでよく買い物をする。よく買い物をするのだが、探し切れていないのか、新規に仕入れ始めたのか、今まで見たことのない商品を毎度発見する。

先日はこんな商品を見つけた。

グリーンカレー鍋・スープの素」だ。

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グリーンカレー鍋がいったい何者なのかはよく知らないが、きっとグリーンカレーに使えるペーストなはず!と思い、購入した。

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まぁ、裏側にきちんと商品・グリーンカレーペーストと書いてあるので、間違いなくグリーンカレーは作れる。

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とりあえず、記載の分量通りに、すこし具材をアレンジして作ってみることにした。

まずは、ベーシックにチキンがメインのグリーンカレー

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チキンとタマネギ、シメジで作った。表面に油が浮くようにオイルは多めで。

ペーストだけでは塩気が薄いので、加減を見つつ塩を加えると美味くなる。

 

日を改めて、今度はシーフード系で。

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シーフードミックス(エビ、イカ、アサリ)にナスの素揚げも加えてみた。

こちらは塩を一切加えなかったが、シーフードミックスの塩分がかなりきつかったので、塩気が強めの仕上がりになった。

塩分の調整は難しいね。

あと、具材が小さく沈んでしまうタイプのカレーの盛り付け、難しすぎる。味にかからず、残念なカレーになってしまうなぁ…

 

まぁ、写真映りはともかく、十分使えるグリーンカレーペーストだった。

今まではカフェカレのルウを使いグリーンカレーを作っていたが、こっちのペーストを使った方が自由度が高く、値段も安い。

最終的にはスパイスやハーブからペーストを自作したいと思っている。

なので、その目標の実現までのステップとして、このペーストを使いつつ、美味いグリーンカレーペーストとはなんぞや、というところを勉強してみるのもいいかもしれない。

 

業務スーパーにはまだまだ面白い商品が眠っている。

また面白いものを見つけたら、レビューしていこうと思う。

【マジックスパイス札幌本店】サイケでカオスでスパイシーな空気と共に、いざ涅槃へ!【カレー屋さん】

wikipediaスープカレー見てみると、スープカレーの始祖は札幌市中央区にある喫茶店「アジャンタ」の薬膳カレーとある。さらにそこへインドネシア料理のアイディアを加えて「スープカレー」と名付けたのが、知る人ぞ知る名店「マジックスパイス」である。

元祖や起源は誰のどれか、という類の論争は不毛に終わることがほとんどなので、ここでは細かいことをとやかく言うつもりはない。

がしかし、マジックスパイスの門をくぐり、その奇天烈で混沌とした空間を肌で感じれば「ここでならどんなヘンテコな料理が生まれてもおかしくないな」と思わずにはいられないだろう。

北海道スープカレーの旅・第4弾は「マジックスパイス」さんだ。

 

お店があるのは札幌の中心からは少し離れた白石区の一角。札幌駅から地下鉄を乗り継いで行かなければならない。ここはカレー愛の試されるところ。

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こんなところにあんなファンキーなカレー屋さんがあるのだろうか?と考えていると、現れたのがこの建物。

色々と滲み出ている。

夜は電飾でさらに楽しいことになってるんだろうな、と想像しつつ入店。

まず、入り口で靴を脱いでスリッパに履き替える。おそらくカレー屋さんでは初めての体験。靴を脱ぐと自然と身体がリラックスモードになる。そこへカレーのスパイスが投入されると…という意図なのかな?

 

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案内され席へ着く。渡されたオリジナルのおしぼりがなんだかカッコイイ。そう思ってしまうのは、すでにこの空間に毒されてしまったからだろうか。

 メニューはここで紹介できないほどに豊富。トッピングや辛さ調整も含めると、膨大な数になると思う。思わずメニューを写真に収めてしまったが、ブログに掲載するとネタバレになり楽しさが半減するだろう。気になる方は自身の足と目でご確認を。

迷いに迷った挙句、僕が頼んだのはフランクナガイ(チキンベース)の涅槃(辛さの名前)、1100円+190円。ちなみにフランク永井さんのことはあまりよく知らない…

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文字通りナガイフランクが乗ったカレーとパイナップルが添えられたターメリックライスが到着。

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野菜を特定したり、種類をカウントしたりを諦めさせるほど、豊富な具材。スープはあっさりとしていて、カレーというよりもスパイシーなスープと言った方がいいかもしれない。一つ一つの野菜の味を楽しむのにちょうどいい塩梅になっている。

マジックスパイスがオススメする「涅槃」は覚醒から虚空までの全7段階のうち、真ん中の4段階目。

辛さに耐えられるか少し不安を感じつつ食べたが、美味しく味わえる範囲内の辛さで一安心。もう一つ上にあげてもよかったかな?

一緒に行った相方様は北恵道(チキンベース)の覚醒を注文。1140円+60円。

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こちらはコーンやカボチャ、豆類などさらに野菜のバリエーションが豊かになっている。きちんと確認しなかったが、おそらくベジカレーだ(チキンベースなのでḤarālではないが)。

辛さ「覚醒」はスパイスカレー初心者向け。辛いのが苦手な方は、まずここから挑戦して、舌を鍛えていくといいだろう。

 

なんだか夢を見ていたような感覚に陥りながら、会計を済ませ靴をはき店を出た。

ポカポカと温まった身体とヒリヒリする口内だけが「あれは現実だったんだなぁ」と確信させてくれる。

東京、大阪、名古屋など全国各地に店舗があるので、トリップしたいときは是非行ってみようと思う。食べたいメニューが山ほどあるしね。

 

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【スパイス栽培日vol.6】生命の力強さに感動!春は芽生えの季節だね【カレーリーフ】

スパイス栽培記第6弾。今回も引き続きカレーリーフの成長を見ていこう。

いやぁ、ほんと生命の力強さを感じる1週間だった。

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びっくりするくらい大きさに差が出てしまった2鉢のカレーリーフたち。

右側は相変わらず元気いっぱいにすくすくと成長している。

一方で、前回も報告したように、左側は枯れてしまった…

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元気な方は、新しく出てきた枝葉のほうが以前のものよりも大きくなり、色も鮮やか。

この調子で幹の方も太くなってくれれば、冬場も少しは安心できるようになるのだが。

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枝先には小さな新しい葉。どんどんと大きく成長してほしい。

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葉を伸ばすのにエネルギーを使っているためか、幹の先端の成長はすこし減速気味。

あまり縦に伸びすぎても困るので、太く横に広がってくれるのはいいこと。

 

そして、枯れた方。今回のハイライト。

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完全にカラカラになり、スパイスとしても鮮度的に使えない。

どうしてこんな状態で放置しているのか。それには訳がある。

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なんと小さな芽が現れたのだ。

これには驚き。めっちゃ感動。

 

あきらめずにすこしずつ水をやっていてよかったと思う。

こっちのカレーリーフも、この調子でゆっくりでもいいから、しっかりと成長してほしい。